ご 挨 拶
「第六十三回パールレース」が関係各位のご協力とご尽力のもと、コロナ禍を乗り越え盛大に開催されます事を心よりお慶び申し上げます。
パールレースは日本最大規模の外洋ヨットレースで三重県南伊勢町五ケ所湾沖をスタートし、神奈川県藤沢市江ノ島沖をゴールとして百八十海里(三三三,四㎞)を走破するとお聞きしています。群青の空を仰ぎ大きなうねりを伴う太平洋をクルーの皆様の鍛錬されたチームワークで駆け抜けてゆく爽快な喜びは格別なものと思います。
しかしながら、時に荒天に出会われた時のご苦労は地上にいる我々には想像を絶するものだろうと思料いたします。本レースにおけるクルーの皆様のご健闘と江の島までの無事の航行をお祈りいたします。
結びに、パールレースが今後ますます発展を続け、輝かしい歴史を刻み、日本のセーリング界を牽引し続けてゆかれることを衷心より祈念いたします。
衆議院議員 鈴木 英敬
ご 挨 拶
「第63回パールレース」が盛大に開催されますことをお祝い申し上げますとともに、全国各地からご来県いただきました選手並びに大会関係者の皆様を心から歓迎いたします。
このたび、三重県内をスタート地として、日本を代表する外洋ヨットレースが盛大に開催され、熱い戦いが繰り広げられることになり、準備を進めてこられた大会関係者の皆様に感謝申し上げます。本大会を契機にマリンスポーツがこの地域に一層定着し、地域の活性化につながることを期待しています。
選手の皆さんには、大会に向け日々積み重ねてこられた練習の成果を存分に発揮いただくとともに、大会を通じて選手同士の友好の輪を広げるなど、本大会を実り多きものにしていただきたいと願っています。
また、三重県は伊勢神宮、熊野古道をはじめとする名所・旧跡や伊勢えび、松阪牛など豊かな食の恵みに溢れています。この機会に三重の魅力を存分にご堪能ください。
結びに、本大会の開催にあたり多大なご尽力を賜わりましたパールレース実行委員会をはじめ、すべての関係者の皆様に心より敬意を表しますとともに、大会の成功と選手の皆さんのご健闘を祈念します。
三重県知事 一見 勝之
ご 挨 拶
「第63回パールレース」が、5年ぶりに開催されますことを、心からお喜び申し上げます。また、神奈川県へお越しの選手・役員並びに関係者の皆様を心から歓迎いたします。
本大会は、ウィズコロナ時代の様々な制約の中での開催ということで、大変な御苦労があったと思います。関係の皆様の御尽力に深く敬意を表します。
昨年の東京2020大会では、本県江の島において2度目の開催となるセーリング競技が行われました。
大会本番では、世界の65の国と地域から350名もの選手が集うレースが実現し、大変な盛り上がりを見せました。
県では、大会が開催されたことによる機運の向上をレガシーとして継承するため、今年度は、小学生等を対象としたセーリング海上体験会を実施するなど、より多くの方にセーリング競技の魅力を知っていただくための取組を進めております。
こうした中、三重県の五ヶ所湾口をスタートし、江の島までの180海里におよぶ壮大なパールレースが開催されることは、多くの方に外洋ヨットレースの醍醐味を感じていただく絶好の機会であり、本県におけるセーリングやマリンスポーツの普及振興にも大きく寄与するものと期待しております。
長時間にわたり大海原を疾走するレースでは、さまざまな状況に遭遇することが予想されます。大会に参加される選手の皆様には、航海の安全に御留意いただくとともに、日ごろの練習で培われた成果を存分に発揮し、江の島沖のゴールを目指して素晴らしいレースを繰り広げていただきたいと思います。そして、大会を通じて出会った多くの海の仲間との親交を深め、友情の輪を一層広げてください。 結びに、大会の開催に御尽力いただきました関係者の皆様に深く敬意を表しますとともに、大会の御成功並びに選手の皆様の御健闘を祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。
神奈川県知事 黒岩 祐治
ごあいさつ
第63回を数える「パールレース」。今年もまた夏の江の島をフィニッシュ地として、ご参加の各艇をお迎えすることができることを大変栄誉に思います。そして大会の歴史を積み重ねてこられました選手の皆様、並びにご関係の皆様の情熱に満ちたご尽力に心より敬意を表します。
浮世絵にも描かれてきた「江の島」。古くから多くの人々に親しまれ、今もなお景勝地として訪れる者の心をつかむその姿は、藤沢市民の誇りです。現在は、その頂に展望灯台「シーキャンドル」が白くそびえ、ライトアップイベント等でも観光客に人気を博しています。海上から江の島を見る機会は誰にでも有ることではありませんが、歴史ある外洋レースであるパールレースのフィニッシュ地に江の島が選ばれましたのも、魅力ある眺望の一端を表しているのではないかと嬉しく感じております。
江の島では昨年、東京2020オリンピックのセーリング競技が半世紀という時を超え、再び開催されました。新型コロナウイルスの影響により無観客での開催とはなりましたが、映像を通して江の島の自然や魅力を世界に向け発信することができました。二度のオリンピック会場となったレガシーの海原で、緑豊かな江の島をバックに素晴らしいレースが展開されることを楽しみにしております。
遠く離れた三重県、五ヶ所湾からスタートして180海里に及ぶ一大レース、大海原を舞台に、繰り広げられる熱戦をご期待申し上げますとともに、参加各艇の航海の安全と、選手の皆様方、運営に携わる皆様方のご健勝を心からお祈りいたします。
藤沢市長 鈴木 恒夫
ご 挨 拶
「第63回パールレース」が盛大に開催されますことを、本レースのスタート地点にあたる南伊勢町民を代表して心からお喜び申し上げます。
世界中を震撼させた新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となる今回のレースは、クルーの皆様のみならず大会に関係するすべての方にとって、大きな意味を持つものであると考えます。私も、大会関係者の皆様にとって思い出に残る有意義なものとなることを願うとともに、第63回を数える伝統ある本レースが新たなスタートを切り、今後も継続し発展していくことを祈
念しています。
さて、当町には伊勢志摩国立公園の山と海が迫ったリアス海岸が広がっており、ヨットの船上からもその雄大な自然を楽しむことが出来ると思います。そんな豊かな自然環境で育まれた「タイ」や「マグロ」、「みかん」といった当町の特産品を、それらを育てた自然環境とともに、ぜひ一度味わっていただきたいと思います。
最後になりましたが、大会の開催にご尽力いただきました関係者の皆様に深く敬意を表しますとともに、3年ぶりに開催される本レースの新たな船出と選手の皆様のご健闘をお祈りし、お祝いの言葉とさせていただきます。
南伊勢町長 上村 久仁
【第63回パールレース大会概要】 大会名称 第63回 パールレース 共同主催 公益財団法人 日本セーリング連盟 JSAF外洋東海(公益財団法人 日本セーリング連盟加盟団体) 外洋湘南 (公益財団法人 日本セーリング連盟加盟団体) 後 援 国土交通省、海上保安庁、スポーツ庁、三重県、神奈川県、藤沢市、南伊勢町 ㈱御木本真珠島、鳥羽商船高等専門学校、南伊勢町観光協会、 (公社)藤沢市観光協会 協 賛 (株)気象海洋コンサルタント ヤマザキビスケット㈱ 協 力 神奈川県セーリング連盟、(株)新SYH、(一社)江の島ヨットクラブ 指定管理者・㈱湘南なぎさパーク、三重外湾漁業協同組合、江の島片瀬漁業協同組合 腰越漁業協同組合 大会名誉役員 衆議院議員 鈴木 英敬 三重県知事 一見 勝之 神奈川県知事 黒岩 祐治 藤沢市長 鈴木 恒夫 南伊勢町長 上村 久仁 大会役員 大会会長 坂谷 定生 大会副会長 作田 智恵子 大会実行委員長 坂谷 定生 フィニッシュ側実行委員長 芝田 崇行(NRO) レース委員長 大島 茂樹 フィニッシュ側レース委員長 飯沢 則之 プロテスト委員長 大村 雅一 開 催 日 時 :令和4年7月21日(木)~24日(日) コ ー ス :五ヶ所 - 利島 - 江の島 180海里 ス タ ー ト :五ヶ所湾口 7月22日 11:00 ク ラ ス :IRCクラス、ダブルハンド クラス フィニッシュ :江の島 白灯台付近 タイムリミット:全クラス 7月24日 14:00